創作をする。その時、何を考えていたのか。
2周年記念PVの制作陣を含め、構想から完成まで10カ月にも及んだという今作に込めた思いを4人で語り合った。
2時間ものインタビューを今回特別に公開する!!
元イラストレーターが見切り発車で始めた動画作成。
はや_Hayaumisa
ぼるたー
いずさめ
はや_Hayaumisa
いずさめ
はや_Hayaumisa
いずさめ
はや_Hayaumisa
いずさめ
酔いどれA
いずさめ
酔いどれA
はや_Hayaumisa
いずさめ
ではまずは自己紹介から始めていきましょうか。
広報部長からおねがいします。
広報部長のぼるたーです。
PVでは主に工数把握と日程管理を行っていました。
PV監督のいずさめです。
幻会興業では広報部に所属していて、創作は始めにカレンダー、その後ポスターを作り、エイプリルフールネタで動画をいくつか、それからPVという流れですね。
そこまでの流れがあって、PVもいけるやろって勢いで行ったんですね。
そうですね。それまで動画編集の経験は無かったんですが、やってみようということで。それ以前はイラストを描いたりはしていたので、畑違いですがいけるんじゃないかという見切り発車で。。。
イラストはどういうものを書いていたんですか。
オリジナルを書き始めたのはVtuberのファンアートが初めてでしたね。その前になると漫画やイラストの模写ばかりしていて、いちから書くという感じではなかったですね。
やっぱり絵を描くのは模写から始まるんだ。
人によるんでしょうけど、自分の場合はずっと模写をしていて。模写していたころは絵はうまくなりたかったんですが、これを表現したいとか、これを伝えたいみたいなのはあまりなくて。Vtuberのファンアートを見て思ったのが、ファンアートを通じて気持ちを伝えたいなということでした。
そこから写真に行ったのは、そこにやりたいことがあるかなと思ったんですか。
写真を始めたのは、写真の中にイラストが描いているものを作りたくて始めたんです。このジャンルはなかなかニッチな分野で、イラストだけだったり、写真だけだったりという作品が多いんです。写真も加工してイラスト風にして作ってる方とかもいるんですけど、自分は写真は写真としてその中にイラストの女の子がいることで、実在感というかそこにいる感を出したくて作ってましたね。写真のきっかけはそこで、その後はVRCの中でばかり写真を撮ってますね。
VRCで写真を撮るのはそれに似てるかもしれないですね。背景綺麗なところにキャラが立ってるみたいな。
キャラをGBとかで抜いたりせずにその場にキャラがいるのもVRでのいいところですね。
そうですね。今まではキャラがそこにいることを想定して写真を撮って、あとで合わせるみたいなことをしていたんです。VRだとキャラがそこにいるので、現実よりはるかに撮りやすかったですね。ホロライブのホロリーというアプリがあるんですが、あれはARで同じことをやってるんです。キャラを自分のカメラで写した現実世界に立たせることができるんですね。自分の部屋とか自分の旅行した観光地とかに、キャラと一緒に行った感覚が味わえる。それにも結構影響を受けました。
幻会興業は楽しく飲めるところ!?
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酔いどれA
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ぼるたー
ぼるたー
酔いどれA
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いずさめ
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いずさめ
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いずさめ
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いずさめ
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いずさめ
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いずさめ
酔いどれA
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いずさめ
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ぼるたー
いずさめ
酔いどれA
いずさめ
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いずさめ
では次の質問ですが、幻会興業に皆さん所属していますがどういう場所ですか?
幻会興業はお酒を飲みに行く場所、楽しくお酒を飲める場所です。お酒飲みながらしゃべるのが楽しいですね。
(笑)
VRCに酒は必須ッ。
ゲームワールドとかで飲みながらやるのとか、それをしょっちゅうできる場所。飲み友達がたくさんいるいいところです。
酒と一緒にあると。
こちらも飲まねば不作法というもの。(カシュ
(笑)
のんべんだらりとするとこ。
気軽に入れる、のんべんだらりとできる。パーカーがいつも酒のラベルですよね。大体幻会入っているときは酒飲んでいるからね。
いずさめさんはどうですか。
私はねぇ、作りたいものを作れるところなんですよね。
いろいろ作ってますもんね。私もHPつくりたいなって少し言ったら、やってくださいって作らせてもらってますから。HPないから作ったほうがいいんじゃないって言ったらまさか私が作るとは。
タイミングよかったんですよ。私も去年HPつくります?って聞いたことがあったんだけど。まだ時じゃないって言ってたんで、時が来たってことですよ。
ちょうどよかったという。
ちょうど事業拡大というか認知度アップの年ですからね。いいタイミングですね。
始めにPV作ろうって言った時も通ると思ってなかったんです。冷静に考えて入社して1,2カ月の人が幻会興業のPVを作りたいって。まさか通るとはって感じでした。企画が通って、ああ作っていいんだみたいな。最初はPVを三カ月で作れると思っていたんですよ。
いやそれはないって、全員映そうってなって。
社員全員映そうっていうのは社長からのオーダーだったんですよ。
それもだし、カットごと人が違うとかシチュエーションが違うとか。
そこはこだわりポイントだからね。それでぼるたー君にPM*をお願いして、工程表作らなきゃねって言って。作ったら撮影だけで8カ月みたいな話になって。そんなバカなって思っていたら、かかっちゃったんですね。
*Project Manager [全体の進捗状況、人員管理、納期など把握し、チームをまとめ上げる役割]
社員全員の予定に合わせつつ作っていく。コンセプトにあったワールドで撮るっていうのも大変ですよね。
日程もさることながら、ワールド探しも大変だったんです。最初にカットイメージみたいなのをザーッと動画で作って。ここのカットではこういうことを伝えたいからこういう映像にしたいみたいのを考えて。春夏秋冬とかならテーマごとにワールドがあるからいいんですけど。水面に反射するワールドとかもあって。
まがさんが歩き出してるシーン。
そうそう。
あれいいなっておもいました。踏み出してる感があってよかった。
広報部は反射ワールドでとってるんですよ。物を直接見るんではなくて何かのフィルターを通して映っている感じを出したくて。最初は水面とかに映っているアバターのみ映すみたいな構図にしたかったんです。なかなか難しくてできなかったんですが。
あるある、そういうのね。エモいやつ。
そういうのがしたくて、反射するワールドってのを探したんですけど、これがまた難航して、反射するワールドって重いから。そもそもあんまりなくて。風景は反射するけどアバターは反射しないとか、光の加減がよくなかったりして。
ワールド探しも難航していたんですね。
ただ、幻会興業はもともとワールド巡りイベントもやっているのもあって、ワールドをたくさん知ってる方が多くて助かりました。自分はほとんどワールド知らないので。
幻会興業のいいところですね。ワールド巡りもテーマごと回ってるんで過去の候補とかもまとまってるから、やりやすいってものいいとこですね。
過去言ったワールドもまとまってるよね。
そうそう、観光事業部のワールドはワールドツアーで集合写真を撮ったワールドから厳選して選んでいます。
そういうワールドでわざわざとったの。
そうですそうです。集合写真を撮ったワールドだけあってきれいなところが多かったですね。そういう時にデータがちゃんとまとまっているんで楽でしたね。
そんな感じで撮影ワールドにコンセプトとか縛りを作って撮影していたんですね。
そうですね。明確にテーマ決めて、エクセルでぼるたー君が管理していたんですけど、自分が伝えたいことや映したい人をまとめて参考写真とかも載せてわかるように。
製作期間10カ月、撮影枚数12000枚以上。
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ぼるたー
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酔いどれA
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酔いどれA
ぼるたー
いずさめ
酔いどれA
いずさめ
酔いどれA
いずさめ
酔いどれA
いずさめ
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そうだ、すきポイント聞くってのがありますね。PVのそれぞれ好きなシーンや場面とかありますか。
ダントツで社長の最後の夜空のところだよ。
あそこは初期に訪れたワールドというか、同期会でフレンドになってすぐに行ったワールドっていうイメージがありますね。あそこはいいワールドですよ本当に。
World [オモイデに沈む前に -Before It Sinks in Memories-]
一年たった時にまた同じメンバーで行きたくなるような。
そうですそうですほんとに。一年で皆こんなに変わってしまったんだって。
あえて同じポーズ撮ったり絶対エモい。
ワールドに思い入れもあるし、あれ裏ワールドもあって。タイトル説明文が『諦め悪くて何が悪い』って書いてある。それも社長にマッチしていいんです。
手を上に掲げている構図がはぴはぴのと同じ構図になってて、はぴさんの周りをまわるカットあったじゃないですか。
頑張って回ったやつね。
そう、頑張って回ってた、力技であれは回ったんだけど。あの時と同じ構図で社長が夜空に手を挙げてるんですよ。同じ構図で違う人なのがエモいなと思って。
(一度PVを通してみる)
動画の最後に出てきた「Virtual Not Equal False」ってのはなんなんですか。
PVのタイトルがそうなんです。PVを作り始めた初期にコンセプトを決めようとなって、この動画で何を伝えるかを文字で書いたんです。幻会興業のことが伝わるようにするとか。楽しんでる風景、価値は何かとか、でも貨幣はないよとか。VRを知らない人も楽しめるようにしたかったんです。それで知らない人にどうやってVRの世界を説明するかって考えたんですけど、VRを訳すと日本だと仮想とか訳されることが多くて、仮想だと偽物とか作り物みたいなイメージになっちゃうんじゃないかなって思って。自分がVRに入って思ったのは、ここは現実の延長線上で、人間の活動空間の拡張だなって。だからバーチャルなんだけど、それはあくまで現実なんだよってのを伝えたくてこのタイトルにしました。
VRってVのほうが重いじゃない。Rはおまけみたいなイメージだけど、でもVRC入ってみるとVのほうが手段でしかなくてRのほうが重いって思う。ほんとにリアルの延長線上だなって、だからこそPVの序盤でも『そこで暮らす者たちがいる』っていうナレーションが入っていましたよね。
そうですね。初期の方は流れるワールドのみのカットをだして、こういうところで暮らしてるんだよって、そのあとに日常風景として実際にV睡している姿とか、会議や酒飲み、VRでの生活みたいなものを伝えられるようにしていますね。
そういう導入なんですね。
いずさめ
酔いどれA
いずさめ
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いずさめ
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そうそう、そこから春夏秋冬に続くんですが、幻会興業のワールド巡りは季節ごとのイベントにちなんだテーマが多いんです。あと、それぞれの季節でカラーを決めて動画に一体感を持たせたいなって意図ですね。春はピンク、夏は緑と青、秋は赤と黄色、冬は白と黒でまとめて。キャストとかもそういう人多めで集めたんだけど、思っているよりVRCの冬の夜空は青かったんですよね。それは編集してる時に青いなあって思いながら作ってました。
季節ごとにカラーを決めていたんならフィルターみたいな、調整とかしなかったんですか。
それは考えたんですが、やらなかったです。VRCレンズなどの外部カメラを使っていた方や、動画編集でぼかしたり、ブラーかけたり、レンズフレアを入れたりはしましたが、写真自体は加工せずに動画にしました。加工した部分は動画の最初の方のモノクロになってるところくらいです。というのも、実際に行けるワールドだけで作ろうってことは決めていたんで、実際に行ってみて、本当に映像に出てきた通りじゃんってなる方がいいなと思って。全然色味違うじゃんってなったら悲しいから、結構気遣って作っていたところですね。
なるほど。生活している人の楽しさを伝えて、興味を持ってきてくれた人も楽しんでもらえることに重きを置いてるってことで、要はPVでだけかっこよくしたいわけじゃないと。
それはね、加工しまくればかっこよくはできますけど、そこは縛りを設けて作ってました。もちろんテーマとしてかっこいいものを作るとか、幻会興業の未来を表すものとして、わくわく感とか、期待感とかそういうものを見て感じられるようにってのはありました。
この世界の素の状態というか、そのまま映す感じに重きを置いている。
うん。なので期間限定とかで一般に公開されていないワールドとかあるじゃないですか。そういうところで撮った写真でめちゃめちゃいいのもあったんだけど、結局使えなかったっていうのはありましたよ。PVを出した時点では、ワールドに関しては全部公開されてるものだし、普通にみんな行こうと思えば行けるワールドになってます。
その写真を見て楽しそう行ってみたいって思ったけど、もう行けないっての悲しいですからね。
本当にこの映像の通りの世界ですっていうのを伝えるのはいいですよね。
逆にフィルターを掛けられない分、アングルとかで勝負するしかなくて、カメラマンの方々は大変だったと思うんですけどね。
それもだし、これ選ぶのも大変だったでしょ。これ選んだ何百枚中の一枚だから。
そうそう。作り終わった後に確認したら12000枚以上撮影してて、その中から選りすぐりの写真、動画で使えるのを厳選して実際に選ばれるのは100枚みたいな。ずっと厳選が終わらねぇってやってましたから。
10000枚以上撮っててくれた人がいたってことで。
そうですよ。皆カメラもって透明アバターで撮ってました。
厳選中にこっちの写真がいいみたいな、意見のぶつかり合いとかは発生してたんですか。
ああ、それはコンセプトアート集ではありましたね。ただ動画作りは編集含めて全て自分が作ってたんで自分との戦いでした。コンセプトアート集ではぼるたー君がメインで写真を選んで、自分がデザインしていていったんですけど。
だめだ、そこを切るなとか。結構意見が合わなかったりして。
PVの方は結構サクサクというか、一人で全部厳選ですか。
もめる時間もないと思って全部任せるって言って。それでも10カ月かかってるから。
パイロット版とかで見てもらうとかなかったんですか。
あったあった。進捗更新みたいな感じで。これはNGでって社長に言われた写真があったりとか。
カットイメージ動画を先に作っていたんで、それを春だけとか夏だけとか置き換えて、10個は作ったんじゃないかな。
それで意見もらって変わっていったところも結構あったりしたんですか。
大きくは変わらなかったですけど、幻会興業はお砂糖を推奨していないから。
ああ、それは難しそう。二人だけだとちょっと。
そうそう、これはお砂糖文脈なのかみたいな。
そこらへん厳しい。かなり厳しいなぁ。
伝えるための、演出。
いずさめ
酔いどれA
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ぼるたー
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あと社長の夜空へ手を伸ばしている後にロゴを入れてほしいって言われて、黒背景だとロゴの紺色の部分が見づらくなっちゃうんです。
たしかに、たしかに。白縁付けちゃダメなのこれ。
それも考えたんですけど、それはロゴのコンセプトに反するって言われて。
規約違反ですって。
面倒くさ(笑)。企業ロゴあるあるのやつ。勝手に縁付けちゃダメって。白帯後ろに引いてくださいって。
でも白背景は絶対にありえないって言って。夜空もエンドロールも黒だからそこはシームレスにつなげたいと思って、いろいろ悩んだ結果、グラデーションで行くっていう。
黒バックじゃなくて夜空バックの案はなかったの。
それは、見えなくなっちゃうんですよね。
白色の文字は星とかに邪魔されて、ロゴは紺色がつぶれちゃう。
ぼかしとかかければ行けるかもしれない。
やるとしたらご覧のスポンサーくらい大きくするしかない。
それはダサいなぁ。
それで苦肉の策でグラデーションにしたんですけど、そのあとのエンディングの背景も完全な黒じゃなくてグレーなんですね。最後のタイトルが出るあれが完全な黒。
へー、それは気づきませんでした。あっほんとだ、黒い。
そこら辺のカラーの調整とかも最後の方バタバタでやってましたね。
ここら辺は黒白でも十分にメリハリ効いてるから真っ黒じゃなくても、その方がちょっと見やすいかな。
そういうのはありますね。出来るだけ原色はここ一番のところで使うのがいいと思ってるんで。そこはこう、イラストよりのイメージですけど。
なるほど。絵描きさんらしい発想ですね。
完全な真っ黒よりはグレーのほうが目に優しいとか、そういうのもありますからね。完全に真っ黒より少し明るいダークモードのほうが、目に優しいというか。
多分見た側に与える印象もけっこう変わりますから。
そうですね。エンディング背景がグレーだからこそ、最後のタイトルの黒画面に衝撃を出せるんです。エンディング画面も黒だったらあの衝撃はないですね。
いろいろこだわりがありますね。
動画の中でナレーションが所々挟まれてますけど、これはここの部分は誰がいいみたいな、イメージにあった人を指名したりとかっていうのがあったんですか。
幻会興業に入社した新しい人の声を聴く儀式があったんですけど、新しい人のところに行って、初めまして声聞かせてもらっていいですかって。
変な人(笑)、完全に変な人。
なんかあったような。。。
新入社員で入ってきた人には全員聞いているはず。今までいた人の声は大体わかっていたんですけど、新しい人でもいい声の人がいるかもしれないので。
そうですよ、何をしゃべったらいいのかって。よくわからん内容しゃべった気がするんですけど。そんな儀式ありましたね。
それでこの人いけるなぁって探していって。快諾してもらった方にやってもらって。人選は完全に私の独断でお願いしてました。
ちなみに、がれふぃカットでボイチェンのおにくさんの声を当ててるのはわざとなんですか。女性っぽい声を置いてるから。
ああ、全くそれは考えてなかったですね。編集していったら結果的にそうなった感じです。がれふぃさんのところはすきポイントなんですけど、プロジェクト サマー フレアっていうワールドが背景になってるんですよ。作られた世界をコンセプトで作ってるワールドでちょうどいいなと思って。最初のカットは背景の中にがれふぃさんがいるんです。これはVRの中、作られた世界の中をイメージしていて、そのあとに背景の外にがれふぃさんが来て、外に出ているイメージ。なので背景をぼかして手前にキャラがいる感じを出してるんです。
World [PROJECT˸ SUMMER FLARE]
あぁ、なるほど。
それで、現実世界とのつながりみたいなのを表現したかったんですよね。
へぇ、こまかい。
ここのナレーションは日本語でボイチェン、中国語と英語っていう、3つあるんですけど、VRは世界と繋がってるんだよみたいなのを表現したくてそうしましたね。
グローバルもかなり身近なところにありますからね。
ちなみにここの漢字は手書きらしい。
えっこれ手書きなの。噓でしょ。
こういうフォントじゃないんだ。
動画の中の手書き文字はすべて液タブで、自分で書いていますね。小ネタとしては、カメラの枠とかも自作です。スマホで撮っている感を出したかったんですがいい素材がなくて。
枠に書いてあるレベル2ってなんですか。
これはローマ数字でLが50らしいんですけど、当時幻会の社員数は57人だったので、LVⅡって書いてます。あと、左下の点字も幻会興業って書いてあるんです。
へー、レベル2じゃないんだ。
レベル2ってなんだってみてましたからね。
ぼるたー
いずさめ
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いずさめ
ぼるたー
いずさめ
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いずさめ
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いずさめ
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(動画内の会議している写真を見て)カット41メガネくいっ。
これカットに全部ナンバーふって、ワールドの雰囲気とか誰で撮りたいとかエクセルでまとめたのをここで会議している感じで撮影して。
ああ、会議をしてたんじゃないの(笑)。
会議はいつもディスコードでやってたんで、そういう風のを撮ってました。
会社で会議してる感。ここらへんのはコンセプトアート集にかいてあるの。
さすがに全部は書いてないですけど、カットの意味とかは書いてありますよ。
歩みを止めるわけにはいかない。覚悟決まってる。
意見が違うこともあるんだけど、それぞれ進んでいくんだっていうカットを取ろうとして、歩いてる足元とそれぞれの向いてる視線の先を映したかったんです。あとはおにくさんのスタッフヘイローが机の上に置いてあるんですけど、これって元の機能に無くって撮影のために作ってもらいました。
機能を変えてもらってね。
企画事業部の撮影は、じゃあ撮影するんで遊んでくださいって言って。実際にゲームワールドで遊んでもらってそれを撮影したんです。他のところはある程度、こっちがこんな感じの構図でって言って撮ってたんです。
まあまあ広いし。複数人入るカットをとるのが難しい。広角にすれば入るけどそれだとあんまりかっこよくならないから。
結構一瞬しか映らないんで集合写真でも1枚に6人までとか、多くなると本当に一瞬で目が追いつかなくなっちゃうんで制限をかけて。ここだけはメッセージ性を持たせて取りたいみたいなところは、1人しか映らないようにして、それ以外のカットについては絶対2人以上で映るような作りになってる。キャラが1人しか写ってない時は大事なカット、伝えたいことがあるカットってイメージで作りましたね。
認識のしやすさとか映りの人数によって楽しんでる感じとかこだわって。
目線が、こう右行ったり左行ったりしないようにある程度を位置を揃えたり、逆にゆっくりしたカットだと、目線動いてもいいからいろんな動きとかできるんです。
なるほど。それは大事ですね。視線誘導すごい大事。
監督ごとの、方向性。
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ぼるたー
いずさめ
ぼるたー
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ぼるたー
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いずさめ
一番作ってくれる上で、やりやすかった部分みたいなのはどういうとこですか。
皆協力してくれたね、おかげでスケジュールはサクッといったね。この日に撮りたいんですけどいいですかって。
ほとんどそのまま要望が通ったよね。
要望通って無かったらもっと時間かかったから。
結構皆協力してくれてるからサクッと撮影のところはいった感じ。
意外と時間がかかったのは、動画編集の方でしょう。
動画編集の方はいちからだったからね。ソフトの使い方からわからなかったから、マスクって何どうやって抜くのみたいなところからスタートしてた。
ちなみにソフトはどんなもの使ってるんですか。
Ediusってのを使ってます。
アドビに行こうとは思わなかったんですか。
それは考えたんですけど、Ediusは友人に詳しい人がいて、その人に聞けば大体わかる状況だったんです。こんなことやりたいんだけどって言ったら操作を教えてくれたんで、それがなかったら多分もっとかかってましたね。
友人の力もあって編集していったんですね。今後もそのソフトで来年のPVをつくったりとかもやってく感じですかね。
作るんですか。次回作。
私個人としては次に映画を作りたい気分もあるんですけど、その前にいくつかネタ動画とか作る感じになるかもですね。
そっちが先よね、シリアスだけじゃなく、ネタ動画もはさんで。
(幻会興業CMを見ながら)
動画の作り手によって、メッセージ性違うなって思ったよね
そうだと思うよ。監督が違えば作風全然変わってくるから。
これは誰が監督したんですか。
CMは社長が監督です。
意外にいいのが上がってきて、ちょっとびっくりしたんだけど。
脚本全部どっかから取ってきたわけじゃなくて、普通にいちから考えてるっていう。文章にメッセージ性を込めてるのが強い感じなのが社長、小説みたいな。
そこは色が出るよね。自分は元イラストだから、文字より絵にメッセージ性を込めるとか。
なるほど。そういうのはありますね。
いやー今年は多分出ますよ。いっぱい作らないといけない。
そろそろ2時間ほど収録してるんで、最後にこれを見てくれてる人や外部に伝えたいメッセージなどあればぜひ。
幻会興業で一緒にお酒を飲みましょう。幻会興業で飲むお酒は楽しいぞ。
ぶいちゃはいいぞですね。ワールドがいっぱいあるんで無限に広がってるぞと、その数だけ楽しみがあるというその辺を伝えたいですね。
ワールド巡りも2インスタンス常態化してるし、3インスタンスにもなってたり、 ここまでできてるのはやっぱりいろんな社員あってかなとは思います。組織だってやってるから、こんなに多くの人にサポートしてもらえてるってのもある。それをPVで知っていただければと。他にない強みが組織だって行動してるってのが少しでも分かれば、企業コンセプトなんで。
PVに出てくるワールドは実際に行けるところになってます。興味がある人は聖地巡礼みたいな感じで、行ってもらえると楽しいかもしれないです。エンドロールにどこで撮影したかすべて記載してあるので。あとは、幻会興業広報も今後いろいろ作っていくんで楽しみにしていただけたらと思います。